イオン入間店で暴走事故 高齢者の車が歩行者や軽自動車に衝突 6人死傷

■2017/4/22 16:07 最終更新■
埼玉県入間市上藤沢にあるイオン入間店で、高齢者の運転する乗用車が暴走して、歩行者などがはねられ6人が死傷する事故が起きました。

発表によりますと4月21日午後7時55分ころ、入間市上藤沢にあるショッピングセンター「イオン入間店」の駐車場で、入間市豊岡に住む職業不詳・千葉りつ子さん(76)が運転する乗用車が、前を走行していた軽自動車に衝突したということです。

千葉りつ子さんの運転する乗用車は、さらに暴走して前を歩いていた狭山市入間川に住む職業不詳・市川よし子さん(53)をはねました。千葉りつ子さんの乗用車は無人の車2台に突っ込み止まりました。

この事故で、歩いていた市川よし子さんは搬送先の病院で治療を受けましたが、頭部を強く打っており間もなく死亡が確認されました。

また、千葉りつ子さんの乗用車に同乗していた夫・千葉平一郎さん(82)があばらを骨折する重傷を負っており、千葉りつ子さんと軽自動車に乗っていた女性ら3人が軽傷を負いました。

埼玉県警狭山署は、千葉りつ子さんの乗用車は追突した後も加速していたことなどから、アクセルとブレーキを間違えた可能性が高いとみて調べています。

この事故に対してインターネット上では「高齢者の事故多すぎ」「こういう事故どうにかならないのか」「免許を返納しろ」「アクセルとブレーキの間違え方がわからない」などと様々な声が多数見られました。

狭山署は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いとして、千葉りつ子さんから事情を聴くとともに、当時の現場の状況などについて詳しく調べています。