[埼玉新聞]女子高生死亡事故で判決 母親が会見「ハンドル握ること考え直して」

 判決を受け、「事故はいつどこで起きるか分からない。被害者がこれ以上増えないように、高齢者やその家族にはハンドルを握ることについて考え直してほしい」と涙ながらに語った。

 被害者遺族の代理人の高橋正人弁護士は「判決を受けて、社会の意識が変わり、自主返納が増えることを期待する。高齢ドライバーの事故が相次ぐ中、警鐘を鳴らす判決だ」と話した。

 判決を見届けた中学生時代の同級生小平凌司さん(17)は「(聖菜さんは)未来ある15歳だった。誰も悲しむことがないように、判決がよりよい社会につながる力になってほしい」と話した。